Vol.1  サスケの巻 


それはそれは暑い日であった・・・・・。(ついでに音好堂店主はまだ20代であった)
音好堂店主は仕事の帰り、道端で薄汚い茶色い物体を見つけた。
「ウ〜〜ム、これは何だろう・・・・?」近づいてみると、どうやら生き物らしい。
横たわった薄汚い茶色い物体は一見、死んでいるかのようであった。
「うへぇ、子猫が死んでるよ・・・・・・ん?」 よ〜く見ると息をしている。
気が付けば店主は、薄汚い茶色い物体を引っ掴んで動物病院へ向かっていたという・・・・。

病院で目薬と猫用シャンプー、ミルクと哺乳瓶を処方した医者は、音好堂店主にこう言った。
料金はいりません。そのかわり子猫を拾った責任をご自分で果たして下さい

そ・・・・それは、この薄汚い子猫を飼えと言う事か・・・・!?ノミだらけの子猫を?(皮膚一面ノミで真っ黒)
しかも賃貸マンションはペット禁止である。他の飼い主を探そうか・・(面倒臭ぇな)
捨てちゃおっかな・・・って、小心者の俺にそんな事出来ねぇよな・・・。
よし!じゃぁ保健所に持ってって処分・・・・出来るワケねぇだろ〜〜〜!!

かくして、ノミだらけの茶トラは「サスケ」と命名され、店主との同棲を余儀なくされたのであった。

以下、サスケの写真をここに記す。(いや、まだ全然生きてるんだけどね)
いかんせん古い写真が主なので、画像の悪さ(これは元の写真に由来すると思われる)、
色の悪さ等、ご容赦願いたい。


あまりにも 小さかったのでタバコと比較してみる


哺乳瓶でミルクを飲んでいるところ

音好堂店主に非常な愛情を注がれるサスケ

「えいっ、えいっ」 無邪気に遊ぶサスケ

ベルトにじゃれるサスケ

とにかく悪戯をする

バケツに入って澄ましてみる

なんでも欲しがる

たまには猫らしく振舞う

「フンフフンフフ〜〜ン♪」
今日もご機嫌

平和だと思われていたある日・・・・ヤツは来た・・・・!!ダンボールに入って)

サスケ「おいおい、なんだよコリャ
名も無き子猫「怖いよ〜〜、怖いよ〜〜

次回、「嵐を呼ぶ子猫、その名は田吾作!!」

お楽しみにっ!!

 

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