お待たせいたしました!!(別に待ってないですか・・・?)
久方ぶりのアイテム・レポートです。
今回はホリ君にとって、非常に思い入れのあるアイテムです。
それは・・・・XXだーーーー!!
えーー!?これは何て読むんだ?エックスエックス?ダブルエックス?ペケペケ?
バツバツ?チョメチョメ?等と悩んだのも昔の甘酸っぱい思い出・・・・。
やっぱダブルエックスでしょ。
XXと言えば、セリカXX、ミラXXを思い出す人も多いはず(ホリ君は車好きでもあるのだ)
さて、このギターが大流行した頃、ホリ君はちょうど中学〜高校と多感な時でした。
その頃出合ったギター、あるいは憧れたギターというのは年を食っても
いつまでも自分の中で「特別なギター」として残るものです。
このシリーズは、XX・ZZとあり、勿論ZZはダブルズィーと呼んでおりました・・・・ホリ君は。
当時、このシリーズを使用していたミュージシャンも多く、
例えばマイケル・シェンカー様、イングウェイ・マルムスティーン様、アースシェイカーのシャラ様等々・・・
あれ?速弾きメタル野郎ばっかりだな。
マイケル・シェンカー様とXX
ZZはZの形からしてエクスプローラー型だと想像はつきますが、XXは何のXなのでしょうね?
V型だからVVにすれば良いのに、しかしそうするとWになるからか?ブイブイだからか?
等と悩んだのも甘酸っぱい思い出です。
鏡に向かいながらポーズを取ったのも、それを母親に見られて恥ずかしかったのも甘酸っぱい思い出・・・。
おっと、あまりに懐かしいので余計なことまでしゃべっちまった。
じゃ、余計ついでに思い出話を聞いてくれ。
それはホリ君がまだ中学生の時だった。
大親友のM君がZZを買うと言うので、チャリンコ二人乗りで楽器屋へ。
ドキドキしながら(自分が買うわけでもないのに)夢にまで見たZZを購入!!
(しつこいようだが、買ったのは親友のM君であってホリ君ではない)
もう二人でウキウキ状態。ルンルン気分でチャリンコに二人乗り。
早くお家へ帰ってこのギターを弾きたい!!二人は夢見心地で家路を急いだ。
と、その時!!
目の前に電柱が!!
うわぁ〜〜〜〜、危ない!!
ゆらゆらゆらゆら〜〜〜〜 ←急なことなのでハンドル操作を誤る
ボコッ!!
あ・・・なんか、イヤな音がしたね・・・・・
そーーーなんです・・・・。買ったばかりのZZの角の部分を電柱でクラッシュ。
急に無言になる二人。その場でキズの確認をするのが怖く、そのまま帰宅。
ハラを決めて恐る恐るケースを開けると、塗装が剥げ木肌が直径3センチ程剥き出し状態。
M君、ショック。そりゃそーだ。
ちなみにチャリンコの運転はホリ君でした・・・・。
それで、このXXが入荷した時、一番に思い出したのはM君のZZのハゲボディだったんです。
かように「特別なギター」というものは様々な思い出を走馬灯のように思い出させる
ある種の記憶装置のような役目を果たします。
きっと皆様にもそれぞれ「特別なギター」の記憶装置をお持ちでしょう。
そしてそれは、ホリ君よりもマシな「特別なギター」の思い出でしょう・・・・。
さて、ただいま音好堂にあります上記写真XX(\18,000)は後期モデルのようで、
ブリッジにはACT2、PUにはバータイプのハイゲインタイプを搭載。
当時ホリ君の印象としては「何だか小さいVだなぁ」「とんがってるなぁ」でした。
今見ると新鮮、NOWでYOUNGな感じでカッコイイ!
久しぶりに鏡に向かってポーズでも決めてみるか・・・・・・。
その夜。
鏡に向かってポーズを決めているホリ君は、サスケ(猫)から冷たい視線で見られたのであった。