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ホリ君の勝手にレポート

Vol.5   ARIA ProU XX 

 

お待たせいたしました!!(別に待ってないですか・・・?)

久方ぶりのアイテム・レポートです。

今回はホリ君にとって、非常に思い入れのあるアイテムです。

それは・・・・XXだーーーー!!

えーー!?これは何て読むんだ?エックスエックス?ダブルエックス?ペケペケ?

バツバツ?チョメチョメ?等と悩んだのも昔の甘酸っぱい思い出・・・・。

やっぱダブルエックスでしょ。

XXと言えば、セリカXX、ミラXXを思い出す人も多いはず(ホリ君は車好きでもあるのだ)

さて、このギターが大流行した頃、ホリ君はちょうど中学〜高校と多感な時でした。

その頃出合ったギター、あるいは憧れたギターというのは年を食っても

いつまでも自分の中で「特別なギター」として残るものです。

このシリーズは、XX・ZZとあり、勿論ZZはダブルズィーと呼んでおりました・・・・ホリ君は。

当時、このシリーズを使用していたミュージシャンも多く、

例えばマイケル・シェンカー様、イングウェイ・マルムスティーン様、アースシェイカーのシャラ様等々・・・

あれ?速弾きメタル野郎ばっかりだな。


マイケル・シェンカー様とXX


ZZはZの形からしてエクスプローラー型だと想像はつきますが、

XXは何のXなのでしょうね?

V型だからVVにすれば良いのに、しかしそうするとWになるからか?ブイブイだからか?

等と悩んだのも甘酸っぱい思い出です。

鏡に向かいながらポーズを取ったのも、それを母親に見られて恥ずかしかったのも甘酸っぱい思い出・・・。

おっと、あまりに懐かしいので余計なことまでしゃべっちまった。

じゃ、余計ついでに思い出話を聞いてくれ。

 

それはホリ君がまだ中学生の時だった。

大親友のM君がZZを買うと言うので、チャリンコ二人乗りで楽器屋へ。

ドキドキしながら(自分が買うわけでもないのに)夢にまで見たZZを購入!!

(しつこいようだが、買ったのは親友のM君であってホリ君ではない)

もう二人でウキウキ状態。ルンルン気分でチャリンコに二人乗り。

早くお家へ帰ってこのギターを弾きたい!!二人は夢見心地で家路を急いだ。

と、その時!!

目の前に電柱が!!

うわぁ〜〜〜〜、危ない!!

ゆらゆらゆらゆら〜〜〜〜 ←急なことなのでハンドル操作を誤る

ボコッ!!  

あ・・・なんか、イヤな音がしたね・・・・・

そーーーなんです・・・・。買ったばかりのZZの角の部分を電柱でクラッシュ

急に無言になる二人。その場でキズの確認をするのが怖く、そのまま帰宅。

ハラを決めて恐る恐るケースを開けると、塗装が剥げ木肌が直径3センチ程剥き出し状態。

M君、ショック。そりゃそーだ。

ちなみにチャリンコの運転はホリ君でした・・・・。

 

それで、このXXが入荷した時、一番に思い出したのはM君のZZのハゲボディだったんです。

 

かように「特別なギター」というものは様々な思い出を走馬灯のように思い出させる

ある種の記憶装置のような役目を果たします。

きっと皆様にもそれぞれ「特別なギター」の記憶装置をお持ちでしょう。

そしてそれは、ホリ君よりもマシな「特別なギター」の思い出でしょう・・・・。

さて、ただいま音好堂にあります上記写真XX(\18,000)は後期モデルのようで、

ブリッジにはACT2、PUにはバータイプのハイゲインタイプを搭載。

当時ホリ君の印象としては「何だか小さいVだなぁ」「とんがってるなぁ」でした。

今見ると新鮮、NOWでYOUNGな感じでカッコイイ!

久しぶりに鏡に向かってポーズでも決めてみるか・・・・・・。

 

その夜。

鏡に向かってポーズを決めているホリ君は、サスケ(猫)から冷たい視線で見られたのであった。

 

 

 

 

                                             

 


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